【s8 剣盾ダブル】天地魔闘スタン(全国大会予選抜け)
はじめに
こんばんは、cobaltです。
今回は2020.2021の全国大会予選抜けを達成した構築の詳細と選出や立ち回りなどを紹介していこうと思います。
レンタルチーム
予選使用構築(0000.0000.JBJB.2X)
本戦使用構築(0000.0007.7GVM.NX)
戦績
・予選レート1803(最終42位)
・本戦レート1547(最終46位)
・s8ランクマレート2011(最終32位)
・global challengeレート1761(最終33位)
・セイムダブルビートレート1764(最終29位)
構築経緯
自分より強い人が多く参加する日本一決定戦本戦を実力で勝ち上がる未来が見えなかったので『実力が無かったら運で勝てばいいじゃない』という考えのもと構築を組み始めました。
運で勝つと言っても、毎試合運で勝つことは流石に厳しいと考えていたので、運要素をナチュラルに構築に組み込みながら、運が絡まなくても勝てる完成度の高い並びを探していました。
その条件に当て嵌まったのが南ぷりずむさん(@prism4763)やげべぼさん(@gebebo)が使っていた天地魔闘スタンの並び(バンギサマヨ+バナコータス)です。
本家の天地魔闘スタンは、襷バンギラスを手助けサマヨールでサポートしながら相手を削り、裏のフシギバナとコータスで制圧するという立ち回りでした。この立ち回りも充分強いのですが、コータスが活躍しきれていないのとダイマフシギバナの役割過多感が否めないと感じていました。
このような状況を打破するためには、コータスの火力を強化する必要があると感じ、拘り眼鏡を持たせることにしました。コータスに拘り眼鏡を持たせることによって、バンギラスとサマヨールで削ったあと、すぐにフシギバナコータスに繋げるのではなく、バンギラスで削りながらサマヨールはトリックルームをし、バンギラスが倒れたらサマヨールコータスの手助け噴火で暴れ、最後にフシギバナで制圧という立ち回りができるようになりました。(拘り眼鏡を持たせなくても同じ立ち回りはできますが、軌跡ポリ2などの高耐久ポケモンを倒せなくなってしまうので眼鏡は必須)
手助け噴火のダメージ計算(ダブルダメ)
・H振り軌跡ポリ2
186~220(96.8~114.5%)
確定2発, 乱数1発(81.2%)
・ダイマエースバーン(ノーマルタイプ)
337~397(108.7~128.0%)
確定1発
この立ち回りができるようになったおかげでダイマフシギバナの役割過多とコータスが活躍できていない問題を一挙に解決することができ、構築の安定感が増しました。
また、天地魔闘スタンの並び(サマヨバンギ+バナコータス)で勝てないポケモンとして、
①自信過剰ギャラドス
②袋叩き+テラキオン
③エースバーン
が挙げられます。これらのポケモンに対して強く出れるのはカポエラーとトゲキッスだと考えたので、この2体を入れて完成しました。
個体詳細
サマヨール(Dusclops)
持ち物:進化の軌跡(Eviolite)
特性:お見通し(Frisk)
性格:呑気(Relaxed)
努力値:147(252)-×-200(252)-×-151(4)-27
(Night Shade/Trick Room/Ally Switch/Helping Hand)
トゲキッス(Togekiss)
持ち物:弱点保険(Weakness Policy)
特性:強運(Super Luck)
性格:控えめ(Modest)
努力値:175(116)-×-116(4)-179(180)-136(4)-126(204)
技構成:マジシャ/この指/守る/エアスラ
(Dazzling Gleam/Follow Me/Protect/Air Slash)
H:16n-1
S:s+1で最速エースバーン抜き
カポエラー(Hitmontop)
持ち物:バコウのみ(Coba Berry)
特性:威嚇(Intimidate)
性格:意地っ張り(Adamant)
努力値:157(252)-134(52)-122(52)-×-149(148)-91(4)
技構成:インファ/猫騙し/手助け/バレパン
(Close Combat/Fake Out/Helping Hand/Bullet Punch)
バンギラス(Tyranitar)
持ち物:気合の襷(Focus Sash)
特性:砂嵐(Sand Stream)
性格:意地っ張り(Adamant)
努力値:175-204(252)-130-×-121(4)-113(252)
技構成:岩雪崩/鬱憤ばらし/馬鹿力/電磁波
(Rock Slide/Lash Out/Superpower/Thunder Wave)
フシギバナ(Venusaur)
持ち物:命の珠(Life Orb)
特性:葉緑素(Chlorophyll)
性格:臆病(Timid)
努力値:155-×-104(4)-152(252)-120-145(252)
技構成:ねむりごな/ヘド爆/ハードプラント/大地の力
(Sleep Powder/Sludge Bomb /Frenzy Plant/Earth Power)
コータス(Torkoal)
持ち物:拘り眼鏡(Choice Specs)
特性:日照り(Drought)
性格:冷静(Quiet)
努力値:177(252)-×-161(4)-150(252)-90-22
技構成:噴火/熱風/大地の力/ボディプレス
(Eruption/Heat Wave/Earth Power/Body Press)
選出
1.基本選出
先発
後発
サマヨバンギバナコータスの並びは、相手の構築に対して不利を取ることが少なく安定して勝てるため、選出が決まらないときは基本的にこの選出をしていました。
2.対バナコータス
先発
後発
基本的に序盤はダイマックスを温存しながら戦い、終盤にフシギバナをダイマックスして詰めていくのが理想です。フシギバナで詰める際、ボトルネックとなるトゲキッスには電磁波を入れ、確実に上から殴れるようにしていました。
3.対ドラパテラキオン
先発
後発
苦手な構築ですが、立ち回り次第で勝つことが可能です。相手の先発は十中八九ドラパテラキオンなのでドラパテラキオンが選出された場合の立ち回りについて解説します。
まず、相手の選択肢として考えられるのは基本的に下記の2パターンです。
①ドラパルトをダイマックスさせダイホロウと岩雪崩をキッス方向に集中すること。
②ドラパルトがテラキオンに袋叩きor波乗りでテラキオンの火力を上げキッスを倒しにくる。
どちらの選択肢にも対応可能な動かし方は、トゲキッスは守るを選択、バンギラスは電磁波をテラキオン方向に打つことです。
相手が①の立ち回りをしてきた場合は、次のターントゲキッスはこの指を選択、バンギラスは鬱憤ばらしでドラパルトを倒し、裏のフシギバナコータスで詰めて勝ちです。
相手が②の立ち回りをしてきた場合は、トゲキッスはテラキオンの攻撃で倒されてしまうので、裏からフシギバナを出し、テラキオンを倒して勝ちです。
4.対エルフバーン
先発
後発
コータスとサマヨールの手助け噴火を耐えれるポケモンが少ないので、トリックルーム下でコータスとサマヨールの並びを作ることを理想に立ち回ります。トリックルームに強いポケモンを先発で出してくることが予想できるので、序盤はカポキッスでトリックルーム対策のポケモンを倒し、終盤にトリックルームを貼って勝ちです。
5.対ポリZピッピ
先発
後発
サイチェン+電磁波でポリZのダイマターンを枯らし、裏からバナコータスを出せば勝てます。
おわりに
ご質問等がありましたら
cobalt(@cobalt_poke1234)までご連絡ください。